第118回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術集会が17日から広島市にて行われ、本日が最終日でした。
再発性多発軟骨炎(RP)は、初発症状の多くが耳介軟骨の炎症であることから、患者の60%が耳鼻科の初診察を受けます。
しかし、耳鼻科にてRPと診断されることは少なく、多くは抗生物質で観察されて、結果診断が遅くなるケースも多々あります。
なので、耳鼻科でのRPの周知は患者の予後を大きく左右し、多くの患者がそれを望んでいます。
そういう経緯の中で、耳鼻咽喉科学会総会での広報活動をお願いしていましたが、120の歴史で患者会の広報活動は一切無かった事により、資料の配布も出来ずにいました。
そんな中で、今回もダメ元で広報活動のお願いを致しましたら、「ご自由にお取りくださいコーナー」での資料の設置は良いですよとご連絡を頂き、17日から置かせて頂きました、
本日はその様子とごあいさつのために広島まで足を運び、初の耳鼻咽喉科学会にプチ参加をして参りました。
確かに患者会のブースや個別疾患の資料配布はなく、耳鼻咽喉科に関する各種学会の広報ブースがずらりと並んで、耳鼻咽喉科の多岐にわたる研究がうかがえました。
資料はそんなに減ってはいませんでしたが、一番訴えるべき専門医の皆さんのホームグラウンドにやっと入る事が出来たことは、RPにとって大きな一歩になったと思います。
この一歩から、来年はもっと広報できる様に頑張らねば!と強く決意し、暑い広島を後にしました。
再来週にまた広島に参ります。
少人数のランチ交流会を予定していますので、今から楽しみです(o^^o)